367)本場栃木の干瓢挽き実演。



b0029010_23324054.jpgさて、これはなんでしょう?ちょっとユーモラスな形ですね。


ここに来てまた夏が戻ったような日照りになっています。日中の暑いこと!出かけた先の道の駅でおじさんが丸いユウガオで干瓢挽きの実演をしていました。


b0029010_2331628.jpgこの機械はかなり高級なものでイスに座って挽けるようになっています。私が以前干瓢農家で見たのは地面に座って、機械も地面に据えてやっていました。おじさんはこの機械を使わなくなった人から譲ってもらったとのこと。しばし干瓢挽きの話で盛り上がりました。「長野県、山梨県、静岡県のユウガオは長い。」「どうやって挽くの?」「輪切りにして横からグサっと差して皮引きを上から当てて云々。」「じゃあ、この機械じゃダメだ。」「長いのを作ろうと思っても交配して長いような丸いようなのが出来ちゃうんだけどー。」「俺んちも丸いのしか作らないのに長いのが出来て、食べたら長いのは苦いんだよね。母ちゃんに怒られたよ。」おじさんは小休止中だったらしく話はいつまでも続くのでした。


b0029010_23171942.jpg朝からカンカン照りのいいお天気で売店の外のフェンスに竹ざおを渡して挽いた干瓢をズラズラ~と干しています。私「産地に行くと大きいビニールハウスの中で扇風機をかけて干してるのよね。」「うん、雨が降ったら移動できないからね。だけど今日は天気がいいからねー。」「そうそう、ほんとは天日干しが最高だもんね。」おじさんは出来上がった干瓢も売っていましたが、生のも欲しかったら売るそうで、「もし良かったら挽いてやるよー。」「挽くのは自分で挽きたいからー。」とこれから実演に使う美味しそうなユウガオを買ってしまいました。「これが無くなったらおじさん実演できなくなって困るでしょ。」「大丈夫だよー、そこの畑で採ってくるから。」ほんとはユウガオを挽かずに食べてしまうのですがー。別のお客さんも食べるんだと買って行きました。


b0029010_23302418.jpg私が挽いたのがコレです。お天気が良くてかなり白く出来上がりました。

最初の写真のこれはなんでしょう?は干瓢を挽いた後に残った夕顔の芯というかワタです。種がある部分なのでこんな形に残りますが、このワタが柔らかくて味が滲みておいしいのです。ワタももらえるというので3個もらってきました。お味噌汁にしたり炒め煮にしたり、すぐに食べてしまいました。が、ワタは種があって使える部分が少ないのが玉に瑕です。今年は天候不順で初めのうちは干瓢が挽けず乾かないので困ったとのこと。だからおじさんも道の駅まで出てきたのかもしれません。フェンスに掛けてあった大量の干瓢は乾いたでしょうか。お客さんが買ってくれたかな。なんだか気になる日でした。
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by mikeblog | 2009-09-07 23:45 | Comments(20)
Commented by sakula-factory at 2009-09-08 04:23
この頃お天気がいいので、私もいただいたトウガンを干してみようかと、ちょうど思っていたところなのです。天日干しはきっと、風味がいいでしょうね。こんなふうに干したらいいですね、とっても参考になりました♪
私がいただいたトウガンは、広島の親戚から送られてきたものですが、今年は不作だったそうです。
長くないトウガンがどんな形なのか、逆に想像できないです…
^^
Commented by mikeblog at 2009-09-08 07:40
>sakula-factoryさんおはようございます。
あのです、トウガンと夕顔は別物なので、トウガンだと干瓢にはなりません。広島から、というのだとそれはたぶんトウガンのほうだとおもわれます。トウガンは餡かけにしたりするとおいしいですね。緑色のと白っぽく粉がふいたようなのがありますがどちらでしょうか。
丸い夕顔の写真は前にブログに載せてあるので参考までにご覧下さい。
http://mikeblog.exblog.jp/11641913/
Commented by hokkori-hime at 2009-09-08 09:44
始まりましたね~~♪
この干してる風景って好きなんだぁ~~♥
かんぴょう、TVでもやってるけど面白いですよね~
いちばん最初に干瓢を作った人素晴らしい。
Commented by mikeblog at 2009-09-08 21:21
> hokkori-himeさんこんばんは。
丸い大きい5Kgか6kg以上もあろうというユウガオが干すと一掴みになってしまうんですから驚きです。ほとんど全部水なんですね。繊維と水分を一緒に摂るので腎臓なんかにはとてもいいらしいです。でも干瓢になると繊維だけ、かな。
このおじさんは朝から挽きまくってこちら側のフェンスは瀧の白糸状態でした。シューシューと新体操のリボンみたいに出てくるのは見ていても飽きませんね。
Commented by ke-ko63 at 2009-09-08 22:20
すごいすごーい!かんぴょう剥き機ってあるんやー。すごーい。
おっちゃんが休憩してる間、代わりにカリカリやりたいなー
Commented by yaya_seiko_udoku at 2009-09-08 23:18
面白い!!
TVでこの干瓢の皮むきの作業風景を見たことがあったのだけど、しゅるるるる~っ!!って見事に剥けてますよねー。
見てるの楽しそうです♪
干してるのも、どことなく食べ物っぽくなくて楽しげですし。
ミケさん作の干瓢も綺麗に出来てて、大成功ですね!
どんなお料理になさるんでしょうか?
かんぴょう(夕顔)のワタも食べられるんですね!独特の食感がしそうでそちらも気になります!
Commented by mikeblog at 2009-09-08 23:19
>ke-ko63さんこんばんは。
ユウガオの実を上下固定してグルグル回し、そこに皮引きみたいなものを当ててシュ~~と剥くんですが、これがコツもあるらしく、いかに均等に薄く挽くかは腕の見せ所でしょうね。見てると自分にも出来そうでやってみたいよねー!いつか栃木県の上川町(かみのかわ)という産地に行った時のこと、見渡すくらい広い畑にユウガオがゴロゴロ転がっていて、それを軽トラで採りに行くのですが、農家の軒下にはすでにユウガオの山が出来ていて、挽いても挽いても終わりが無い、という感じでこれは大変だわい、と思いました。来る日も来る日もシュ~シュ~で夢にも出て来そうです。
Commented by mikeblog at 2009-09-08 23:29
>yaya_seiko_udokuさんこんばんは。
この機械は簡単でよくできていますね。誰が考えたんでしょう。今度実演していたら挽かせてもらおうかしらね。うまくできるかなー。私なんか輪切りにしてかつら剥きなんだもの。家庭内手工業(笑)乾いてしまえばみな同じなんだから厚くても薄くてもあまり気になりません。
干瓢は水で戻して甘辛く煮付けたら海苔巻きの芯とか五目ごはんの具とか昆布巻きを縛るとかが一般的ですが、私は戻してお味噌汁の具にするのが好きです。生でもお味噌汁、干してもお味噌汁(笑)
Commented by sakula-factory at 2009-09-09 05:07
おはようございます。再びです。
私、トウガンと夕顔、同じ物だと思っていましたよ^^;。
いただきものは、緑のでした。
丸いの、見ました。
今度、夕顔をちゃんと見ておきます・笑
Commented by mikeblog at 2009-09-09 08:04
> sakula-factoryさんおはようございます。
こちらでもほとんどの方が間違えています。それに栃木県は産地なのにすぐ隣の群馬県ではあまり作っている畑も見ません。だからほとんどの方は違いが判らないのではと思いますよ。スーパーに売っているのも全部とうがんです。とうがんはかなり長持ちするけどユウガオは香りもいいし味が滲みて煮崩れしないので大好きです。そちらでは道の駅などに長いのを売っていますね。もう9月だからまた来年かな。
Commented by t-haruno at 2009-09-09 20:26
いいですねぇ。お日様をあびて乾く干瓢。
瀬戸内海は、ちりめんじゃこの産地ですが、今は、ほとんどがボイラー焚いて乾燥室で乾かしているんだそうです。
雨の日もあるから、仕方ないかな・・・とは思うものの
お日様を浴びて乾いた物の方が、旨味が多い気がします。
干瓢や切干し大根も、やっぱりそうなんでしょうね。
ところで、私の両親が、今年、家庭菜園にカボチャだったかスイカだったかの苗を植えたところ
出来上がった実が、妙に細長くて、てっぺんのところがニュッと延びてて
そのてっぺんが白鳥の首みたいになってるんやー
って言ってるのですが、
これってやっぱりユウガオですよね???
苗の接ぎ木の台木が、ユウガオだったのかしら・・・?
Commented by shogame2 at 2009-09-09 23:01
おじさんとmikeさんの会話が盛り上がって楽しそうで、こちらまで「ふんふん それで??」って読んでいました。
私も以前にテレビで、干瓢の皮むき器を見た事がありましたが、もうちょっと原始的な道具という感じでした。
干してある干瓢が真っ白で長くて綺麗ですね。
こういうのが売り物なんでしょうね。
mikeさんの干した干瓢も良いな〜。
こういうのって、ブログで毎年見ると「ああ 今年もそんな季節だな」って思います。
お店で売っている干瓢と、ご自分で作った干瓢。
違います?
Commented by mikeblog at 2009-09-10 15:26
> t-harunoおんにちは。
おお!ユウガオができた?のでしょうか。たまに苗の台木が生長して別のものが実ることがありますよね。長い種類のユウガオかもしれません。もしユウガオだったら餡かけとかお味噌汁とかでお味見をしていただきたいですー。気に入っていただけたら来年から作って、自家製干瓢にも挑戦してくださいませー。でね、ユウガオには他にも生け花用の細くてクニャクニャと不規則に伸びて曲がるのがあります。近所のおじさんが、妙な野菜があった、と種を播いたらこれが出来て捨てそうだったのでもらって食べてみたら味は一緒でした。
ちりめんじゃこもボイラーですか・・・、仕方ないかもしれませんね。大量ですものね。干物だって天日干しは減っているとかです。やっぱり自家用に少しだと見張っていられるから味のよいものができるでしょうね。私たちっておいしいものを食べられるんですねー!VV。
Commented by mikeblog at 2009-09-10 15:34
> shogame2さんこんにちは。
自家製の干瓢はなんと行ってもかつら剥きなので厚かったり薄かったりするところが違いますが、見てくれは別にして「満足度」がちがいますよね。なんと言っても自給率100%ですからー。買うとけっこうお高いような気がします。それに自分で言うのもなんですが天日干しは甘いです。
畑の隅にでも一本いかがでしょう。種を採ってありますよ。

例の心配していた島トウガラシにかわいい花がたくさん咲いてきました!遅くなりますが採れると思いますよ。実を採るときもクシャミが出るのでしょうか。クションクション。
Commented by nonkinaokome at 2009-09-11 00:03
へ~~機械があるんですね。
近所の人は皮むき器で少しづつ剥いたらしく
アンテナショップでいいお値段で売られていました。
やっぱり天日干しの方が甘いんですね。
お日様のチカラってすごいですもんね。
Commented by mikeblog at 2009-09-11 13:47
> nonkinaokomeさんこんにちは。
やっぱりそちらでも売られているんですね。手がかかっている分高いのでしょうか。お日様と言えばここ一週間は雨が降らず、畑に種蒔きをしてもいいものかどうか迷ったんですが仲間のところではいつの間にか大根など播いていてもう芽が出ているのです。これは大変と私も播いておきました。天気予報では土曜日は全国的に雨だということですから水遣りも要らないし、なんと言ってもここ2日の夜の寒いこと!庭の草の中では虫の大合唱だし、いつのまにか秋になってしまったんですねー。
Commented by Q左衛門 at 2009-09-12 03:51 x
干瓢で思い出しました、25年ほど前の鮎釣り解禁日。栃木の干瓢問屋のご隠居に会いました、息子さん達に勧められて初めて鮎釣りをしたとのことでした。「こんな面白いことを今までしなかったことが悔やまれる、」・・「是非お付き合いをお願いします、車は専用に買いましたので、いつでもご都合のいい時に連絡してください」・・齢は私と同じくらいでした。問屋のご隠居ですからお金持ちでしょう、人柄もよさそうでした、・・・でもそれきりでした。
今はどうしておられるでしょうか?おしいことをしたようにおもいました。干瓢の思い出です。
Commented by mikeblog at 2009-09-12 22:24
> Q左衛門さんこんばんは。
干瓢=鮎釣りの思い出なんですね。 Q左衛門さんは干瓢から連想されるのは鮎釣りとそのご隠居さんのことで、その方は鮎釣りから Q左衛門さんを連想しているかもしれませんね。そういえばよく山に行った時に行きずりで立ち話をしたりして「またどこかでお会いしましょう。」と言うんですがなかなか会いません。それと同じようなものでしょうか。私が連想するご隠居といえば近所のお豆腐やさんのおかみさんです。足が悪くなって電動車いすで外出していましたがそのスピードがすごいのです。最高速度だったのでしょうか。あぶないよおばあちゃん、なんて言われながら、でも早く行きたい何か目的をもっていたのでしょう。人間は目的が無いと動かないですもんね。お豆腐を買うと作りそこなった油揚げをおまけにもらったっけー。
干瓢問屋のご隠居さんも鮎を釣りながら思い出しているかもしれませんよ。
Commented by mintbox1 at 2009-09-13 09:13
おぉ~!今年のカンビョウも上出来ですねー!
ミケさん、年々カンピョウ剥きの技術が確実に向上してますよね。
今年は私、畑を作ってないから、よそ様のブログで季節を実感して
います。
Commented by mikeblog at 2009-09-13 22:10
> mintbox1さんこんばんは。
今朝のTV番組「遠くへ行きたい」は青森県八戸市でしたが、朝市でユウガオを売っていました!それも長野県と同じ長いものでおばさん感激!
「とうがんと同じように食べる」と言っていましたね。作っているんだぁ。津軽海峡も渡ってそちらでも誰かが作っていると思います。干瓢にしないで食べるのかな?
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