901)今年は早めにカンピョウ作り。
今年は陽気の加減で野菜の生育が半月位早いそうです。ユウガオも困るくらいに蔓を伸ばし実ができ始めましたので、食べてばかりいるのも大変だし大きいのを3本採ってカンピョウを作ることにしました。今の畑に引っ越してからユウガオを植えたのは初めてなので、アーチに絡んで向こうが見えないくらいになっているのを初めて見た方が「なんですか、それは。」なんて聞かれます。「ユウガオなんですよ。」と言っても花を見るユウガオかと思われるようです。「巻き寿司のカンピョウになるユウガオなんですよ。」「へえ~。」「栃木のユウガオは丸いんだけど長野県では長いんです。」「どうやって干瓢にするの?」「私は機械が無いので2,3cmの輪切りにしてかつら剝きです。」地面に這わせたら大変なことになるのでやっぱり立体栽培がいいですね。
3連休の一日目、暑くて畑仕事も出来ないしとにかくよく晴れてカンピョウを干すのには最高の日です。多少厚めに剝けても自家用なので問題なし。まずは竿に干しました。まだフリル?があるので安定しません。 今朝はおとなしく延びて並んでいます。干したばかりのから見たらまるで別カンピョウ。今日も明日もお天気が良すぎる位なので白くよく乾きそうです。 干さなくても食べられるのでせっせと片づけています。一番はナスとお味噌汁で、これがユウガオやナスが採れる間は続きます。ナスもユウガオも少しアクがあるのでしばらく水に晒してから使います。お味噌汁も、ですが他にもいろいろ食べ方があって、これは炒め煮して餡かけです。キノコ、イカ、ホタテなんか奮発したらフランス料理? これはまだ切っただけですが長野市の方で食べるというユウガオカレーです。ジャガイモ、タマネギ、ピーマン、人参、トマトというカレーの具の大半をユウガオ、ナス、にします。お肉も入れてもちろんユウガオ多め。これが全然違和感なくておいしいのです。他には薄切りにして茹でてお刺身みたいに食べるというのもあるようです。ユウガオはそのまま食べるならあまり大きくしないで皮に爪がスっと入るくらいがおいしいですね。 栃木県上三川町の産地に行って見たことがあるのですが、見渡す限りの広い畑に丸い大きいユウガオがごろごろ転がっていました。それを軽トラでおじさんが集めて来てユウガオを挽くちゃんとした機械でシュルシュル~と剝いています。毎年TVで見るそのままでした。直売所では丸い大きいのをゴロゴロ売っていて重いのでちゃんと台車が置いてありました(笑) 似ていますがトウガンとは違います。どこかでユウガオを見かけましたらどうぞ御贔屓に。
by mikeblog
| 2018-07-15 08:58
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Comments(10)
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buribushi at 2018-07-15 23:11
輪切りにして剝くのですね。キカイで剝くのもくるくるしゅーっと丸く剝いていますね。
魚沼では縦二つに切り、それを四つに切り、あとはヘタのほうを切り離さないままその一つをさらに半分に、半分に、と縦に裂いて行きます。 あ、四つ割りの時点でタネはワタごと、包丁を滑らせるように横につかって取ります。 それを引っかけて干すんだけど最初はまずムシロの上とか、川原の石の上とかにたこ足式に拡げて干して、しんなりしたら縄とか物干しに引っかけて干す、と。 味噌汁かあんかけ暗いしか使わなかったので、カレーとか、随分いろいろ使えるんだなと思いました。 野菜がたっぷり、取り立てを食べられていい季節ですね、暑くてかなわんけど。
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shogame2 at 2018-07-16 12:48
今年もユウガオを作られたんですね。
私は今年はパスしました。 ユウガオは 仰るとおり若い内だと冬瓜と同じように 軟らかく煮てあんかけなどで食べられるので大好きですが あっという間に広がってしまうので・・・・ 実は作っていないのに 畑の隅からあの蔓がにょろっと出てきています。 たぶんユウガオじゃないかと・・・ 放置でもこぼれ種から出来るから強いんですね。
毎日暑いですね。この猛暑、かんぴょう干しには最適ですね。
上手に剥きましたね。 子供の頃はどの家でもかんぴょうを植えていました。 あ、奈良では生のものも「かんぴょう」と言っています。 ブログで初めて「ユウガオ」と言うのだと知りました。 3~4㎝幅に輪切りにしたのを刃の付いた小さな器具でにしゅるしゅると長く剥いていました。 母が生きていた頃はお盆に帰ると、綺麗に干しあがったかんぴょうを皆に同じ様に分けてくれました。懐かしいです。 奈良では、生で食べる習慣はなかったです。小さいのをいろいろな料理にして食べるのですね。冬瓜かズッキーニの感じでしょうか。
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mikeblog at 2018-07-16 20:37
> buribushi さんこんばんは。
タコ足みたいに切り分けていくというのはいいやり方ですね。しっかり干して置けば水で戻して使えます。それになんだか愉快な形です。私も輪切りにして棒に挿して干したりしてみたのですがよほどお天気が良くないと乾きません。 タコ足状に切るというのは長いユウガオですね。新潟も長ユウガオ県ですね。
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mikeblog at 2018-07-16 20:44
ユウガオは野菜の台木になるくらいですから丈夫で、田舎では一本で畑中に広がっていくつかわからないくらい採れるようです。うり科の野菜の苗を植えたつもりがなんだか変な蔓が出て来てそれが元気に育ってユウガオだった、なんて話も聞きます。
畑の隅からにょろにょろと、ユウガオでしょうか。
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mikeblog at 2018-07-16 21:06
> sakko さんこんばんは。
そちらも長いユウガオでしょうか。すると長いユウガオは結構たくさん作られているようですね。 田舎でも昔はせっせと干ぴょうを作って親戚に配ったりしていました。あまりウチで消費したという記憶が無いのですが巻きずしくらいだったでしょうか。今は弟(しっかりおじいちゃん)が担当で前の晩に挽いて翌朝ムシロに並べて干しています。 生で食べるのは剥いたあとに芯が残るのでそれをお味噌汁に入れたりしていましたが餡かけにしたりというのはありませんでした。 夏野菜は何でもキュウリ、オクラ、ナス、ピーマン、など豚肉と炒めて焼き肉のたれで味付けして食べるといいと聞いてやってみましたがおいしかったです。キュウリはサラダというイメージなのでキュウリを炒めたのは初めてでした。
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stonehisasi at 2018-07-17 10:36
干ぴょうと聞くと、30年も前のことを思い出します、
那珂川の烏山で知り合った、方で干瓢問屋のご隠居さんがいました、今まで仕事一番で鮎釣りなどしたことのないかたでした、それが、息子の代になり今年初めて鮎釣りを始めたとのことでした、よくあることですが初めての方はビギナーズグッドと云うのでしょう、思いがけず良い釣りに出会ったのです。「こんな面白いことを今日まで知らなかった、もっと早く知りたかった」で、是非ご指導をと懇願されました、車は何時でも自分が用意する、良かったら自分の家に泊まってくれとまで言われました、帰りに何年分もの干瓢を頂いたものです、 栃木の上三川当たりには夕顔がゴロゴロ畑にありますよね、
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mikeblog at 2018-07-17 23:05
> stonehisasi さんこんばんは。
昔は誰でもカンピョウを作って非常食にしていたのでしょうね。今はいろいろな食べ物があるのでそんな必要もありませんが作ったものを大事に食べていたのでしょう。今では私だって季節のものは季節に食べる方がいいと思っていて、買えばあるしー、なんて思っています。干瓢を作るのはそんな昔の記憶かもしれません。今の若い人たちはユウガオの実から干瓢を作るとか、カンピョウの作り方とか利用法などあまり気にしていないでしょうね。巻き寿司に入ってる、くらいでしょうか。干瓢問屋、今もあるでしょうか。子供さんが後を継いでくれればいいのですが地味な仕事ですからー、今は後継ぎという言葉もあまり聞かれません。 丸いユウガオは転がして作るのに向いていると思います。長いのは棚にした方が形が良くなるようですね。上三川町のユウガオ農家のおじさんは「長いのより丸い方が絶対に味はいいね!」と力説していましたっけ。
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t-haruno at 2018-07-18 15:06
我が町も、とにかく暑くて、お天道さまが「カンカン」と照っていますので
毎日、洗濯物がおどろくほどよく乾いています。 バスタオルも、朝の8時に外に干したら、11時には取り込めるほど。 ミケさんちの干ぴょうも、あっと言う間にひらべったくなって。 今頃は、もうシワシワの干ぴょうが出来上がっているかな? そうそう、ちょっとくらい厚くたって、自家用ですもんね。 食べごたえがあって、良いですよね。
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mikeblog at 2018-07-18 20:36
> t-haruno さんこんばんは。
相変わらず、外出は控えるようにというカンカン照りが続いていますが、畑に行くとあまり暑さは関係なくなってキュウリやトマトを採ったり西瓜を叩いてみたり。草がかなり生えてきたのですがそれはちょっと、という暑さです。どっちにしても帰ったら着替えなくちゃいけないので汗をかいて随分仕事をしたような気分になって帰ります。夕方になると遠くで雷がゴロゴロ鳴っているのですがなかなか近くに来てくれません。雨が降ると少しは涼しくなるのにねぇ。いつまで続くこの暑さ、です。
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